うつは薬物治療で改善できる【精神状態を良くする】

症状を和らげる方法

男性

病院はどのように選ぶか

自分自身または家族がうつのような状態を発症した場合、病院を受診するのが先決です。なぜなら、うつはほったらかしにしていても治るようなものではなく、医療機関を受診し医師の指導のもとで治療を行ってはじめて完治ができる病気だからです。しかし、どのような病院を選べばよいのか、分かりづらいところです。病院を選ぶ基準として、2つのポイントがあります。1つ目は、どんな精神科医がいるのかどうかです。精神科医は、心の病気に対して幅広く診療ができますが、医師によって得意分野があります。例えば、アルコール依存症の分野に長けた医師もいれば、思春期の心の病気に関する分野に長けた医師もいます。そのため、どんな医師のいる病院なのかを調べてから受診すると良いです。病院に受診可能かどうか直接連絡をとって症状を伝えるのも良いでしょう。2つ目は、治療プログラムや配置スタッフをチェックすることです。病院によって、ナイトケアを実施しているところもありますし、集団療法を取り入れているところもあります。また、ソーシャルワーカーやカウンセラーなどを配置し、精神科医だけではない多角的な面から治療を施すことを行っている病院もあります。理想の治療をしてもらえる病院を選ぶのが、大切です。抗うつ剤は、うつの症状や心の病気を起因とする睡眠障害などを抱えた患者に処方される薬です。この薬が最近では、心の病気を治療するにあたって、頻繁に使われるようになりました。その理由として、2つのことがあります。1つ目は、ほとんどの人が確実に症状を和らげていけるからです。症状を和らげるとは、精神的に安定するようになることです。どんな薬でも効く人と効かない人がいますが、抗うつ剤は薬の中でも多くの人に効きやすいといわれています。その理由や、なぜこの薬がうつの症状のある方に効くのかは、未だ解明されていません。しかし、この薬を飲み始めて2週間から1ヶ月が経つと、精神的に安定するようになるのです。2つ目は、睡眠障害がある場合、早めに効果が出ることが多いからです。心の病気を抱えている方というのは、その多くが睡眠障害を抱えています。そこで、この薬を服用すると精神的に安定するまでには時間がかかるものの、睡眠については効果が先にあらわれやすいので、眠れるようになることがあります。睡眠障害は、心の病気を悪化させます。眠れていないと、少しのストレスでも精神的な負担となり病気を悪化させることがあるのです。したがって、心の病気を治療する上で「まず眠れるようになる」ということは、非常に重要なことなのです。